スタイル機能の使い方
1.5.3から使えるようになった、スタイル機能の使い方を説明します。
スタイル機能とは
スタイル機能とは、日記の記述方式を変更する機能です。tDiaryでは従来、改行に意味を持たせた特殊なHTMLを文法に使ってきましたが、1.5.3からはそれ以外にもいくつかの文法を選択できるようになりました。また、プログラミングができるなら、自分だけの独自の文法を作ることも可能です。
現在のtDiaryパッケージには、標準のtDiaryスタイルの他に以下のスタイルが付属しています。
- Wikiスタイル: WikiWikiWebオリジナルに近い文法
- RDスタイル: Ruby Documentフォーマット
- etDiaryスタイル: tDiaryスタイルに近いが、より見た目に近い形で書ける文法
- emptDiaryスタイル: tDiaryスタイルに近く、プラグインで空改行が使える文法
スタイル機能を有効にするには
使いたいスタイルを有効にするには、以下のステップの実行が必要です。
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スタイルファイルをインストールする
パッケージに含まれるスタイルファイルは、misc/styleディレクトリに各スタイルごとのディレクトリに入っています。主に「スタイル名_style.rb」というファイルがそれですが、それ以外にも付帯するファイルやライブラリが必要な場合があります。これらの付帯条件は、それぞれのスタイルに付属するREADMEファイルに書かれています。 このスタイルファイルを、インストールディレクトリにあるtdiaryディレクトリ(tdiary_style.rbファイルがあるディレクトリ)にコピーします。 -
利用するスタイルを指定する
tdiary.confに、以下のようにスタイル名を指定します。@style = 'スタイル名'
「スタイル名」には、各スタイルに固有の文字列を指定します。どのようなスタイル名を指定するかは、各スタイルに付属のREADMEファイルに書かれています。 指定したスタイルが有効になっていれば、更新時の入力エリアに「本文(××スタイル)」のように表示されます。