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CVS Trunkの文字コードがUTF-8になります

この記事は、tDiaryをCVSを使ってアップデートしている方を対象としています。リリースパッケージを使っている方には関係ありません。


tDiaryのCVSリポジトリは現在、2008年2月29日にリリースされた2.2.1からブランチStable-2_2が切られています。これに伴い、従来Test_UTF8ブランチで開発してきたUTF-8版がTrunkにマージされる予定です。今後はじまる2.3系(開発版。将来の3.0)の開発は、文字コードをUTF-8として進める予定です。


Test_UTF8ブランチは第二tDiary.Netなどで長期間テストされてはいますが、まだデータ変換方法などについて仕様が固まっていないこともあり、EUC-JPで運用してきた2.2系から簡単に移行できるようにはなっていません。このため、CVS Trunkで運用してきた日記を迂闊にupdateすると、動かなくなります。

この問題を避ける方法は以下のとおりです。

1. Stable-2_2ブランチへ移る

安定系であるStable-2_2ブランチへ一時的に移動しておく方法です。開発者でない場合はこちらを推奨します。現在運用中の作業ディレクトリにて、以下のようにブランチの変更をするだけでOKです:

% cd core (coreの作業ディレクトリに移動) % cvs update -r Stable-2_2 (Stable-2_2ブランチを指定してアップデート)

coreだけでなく、plugin、theme、blogkitなど、使用中のリポジトリすべてに関して同様の作業を行います。2.3系のリリースが始まったら(そして再び人柱モードに復帰するつもりなら)、そのときはTrunkに移動することになります。

2. 開発情報を参考にしてTrunk上でUTF-8化をする

Rubyを使った開発に慣れていない方にはまだお勧めできません。UTF-8化に関する情報は、今後しばらくはきちんと整理した形では出てこないので、自己解決できないと困ることになります。

tDiaryの開発者が情報交換をしている、tDiary-develメーリングリストに参加してください。さらに、過去のTest_UTF8ブランチに関する話題をフォローし、データの変換方法などに関する情報を読んで、自己責任でアップデートしてください。本記事執筆時点で参考になるのは以下のスレッドです: