tDiary-3.2.2 リリース
tDiary-3.2.2 をリリースします。Ruby1.8系をサポートする最後のリリースです。
【重要】Ruby1.8系サポート終了のお知らせ
すでに周知されているとおり、Ruby1.8は2013年6月をもって完全にサポート終了となります(バグフィックスは2012年6月にてすでに終了しており、現在はセキュリティフィックスのみ)。tDiaryにおいても、今回のリリースがRuby1.8をサポートする最後のバージョンとなります。2013年7月にリリースを予定している次バージョンではRuby1.8はサポート対象外となりますので、現在tDiaryをRuby1.8上で動かしている方は、新しいバージョン (Ruby 2.0) への移行をお願いします。
なお、サポート対象外となるRubyを使用している場合は、設定画面にて警告メッセージが表示されます。
- 参考: 1.8.7の今後につきまして
tDiary-3.2.1 からの変更点
本体(tdiary-core)の変更点
機能追加
- ページ遷移なしでツッコミできるようになりました。設定画面にてcomment-ajaxプラグインを有効にすれば使えます。
- Rack環境でもフィード (makerssプラグイン) が使えるようになりました。Rack環境ではpublicディレクトリにrssファイルを生成します。
- キャッシュ機能を強化しました。
- 従来のキャッシュ先 (ファイル, memcached) に加えて、redisをキャッシュ先に指定できるようになりました。
- 複数人日記で運用しているサイトでも、memcached, redisキャッシュを使えるようになりました。
機能変更
- 「スパムちゃんぷるー」が2013年5月にサービスを終了するため、SPAMフィルターでのブラックリスト取得元をSpamLookupに変更しました。
セキュリティ対策
- クリックジャッキング対策を実装しました。設定画面や日記編集画面では、レスポンスヘッダにX-FRAME-OPTIONSを付与するようになりました。
バグ修正
- GFMスタイルにて箇条書き内の文字がオートリンクされない問題を修正しました
開発者向け変更点など
- Rake::Reloaderミドルウェアは開発環境のみで有効となりました。
- TDiary::ConfigクラスがCGIクラスに依存しないようになりました。
- 同梱しているライブラリをアップグレードしました
- json_pure: 1.7.6 から 1.7.7 (セキュリティfix)